私は診断されたことはないが「閉所恐怖症」である。
閉塞感が嫌いなのだ。
寒くても部屋のドアやふすまは締めるが窓は少し開いているし、車の窓が少し開いていないと嫌なのだ。
外の空気とつながっていないとなんとなくダメなのだ。風が荒れている冬でも全開に開けていることもある。
関東に住んでいた時、あの山手線の満員電車が毎日乗れたのが不思議でならない。
ただ一つだけほっとしていることがある。
棺桶に入るときはそれを感じなくても済むということだ。
死はすべてを解決するとはこのことかと馬鹿な私は思った。
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