個性の抑圧

私は生まれた故郷の村社会の陰湿な体制が嫌で関東に出てきた。閉鎖的で暗い雰囲気が大嫌いだし、今でも好かない。

今思えば当時の友人たちも名目は「自由解放軍」のような田舎独特のテロリズム的な物の考え方生き方をしている友人が多かった。

個人の価値観が認められない時代というのはある。今は世界中が繋がる装置が出来上がって交流が身近になり個々の考えが尊重されるようにはなってはきたが、今でも個性的な物は嫌われる傾向にある。

私はこの国の悪い習慣だと思う。

みな思って言うことを口に出さないだけで、行動にしないだけで私と似た思いの人はまだまだ隠れていると思う。

そんなことはわかっている、お前なんかに言われたくないという人も少なからずも多いはずだ。

自身で選んだ個性にも障害や病気だと言われた。

そのひとはそういう人なんだということが記憶に残らないのだ。

みんな仲良くなんてできること事態がまれなのだ。

そういう悪習は自分の世代で断ち切りたい。遅くなったが今私は再び動いている。