自分の想いを行動にすると思いがけない心の扉が登場し開くことがある。
ロールプレイングゲームの洞くつや廃墟の城で秘密の部屋を開けている感覚だ。
形にすればするほど強烈に感じる。
本来あったものか、どこかの道筋でスイッチが押されて出現したのかは分からないが鍵もかかっていないので開けてしまうと戸惑う時がある。
まあ自分の中にあるものだから受け止めてやれば良い話なのだが、なんとも言い難い恥ずかしさで笑える。
思春期に現れて訳の分からない詩など書き始め、自分の世界に入り込むあの現象と似ているからだ。
だがこんなことをやっている時点でいまでもそんなに変りない。
それを超える馬鹿になりたいので私はもっと自分の中の恥ずかしい迷宮を解体していきたいと感じる。
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