移住してからは確実に自分のことを第一に考え行動をするようになってきている。
何をおいても自分が大事。
時々揺れ動くのは生きてきた経験が身に染みてしまっているから仕方がないのだが、一歩引いてこれを芯に置き直せばそこそこ何事もなく進める。
そしてあのとき諦めてしまったことがやり残したことに変わり少しずつまた進められるようになってきている。
あの時ほどの挫折や苦しみがこれからあったとしても、まあ大丈夫だと感じる。
あの時ほど死にたいと追いつめられたことがあるのだからそれ以上のことはないとも思う。
苦しみや悲しみがあったからこそ越えられるというわけではないし経験したからと言って偉くもなんともない。
比べるものは過去の自分だからだ。
途切れた道をまた作り始め、歩いてきた道を舗装し直す。
好転には向かなくても成功しなくても再び行動したことで私は満足してきっと死ねる。
ただまた一歩踏みだせる自分自身の力を誉めるだけだ。
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