ご飯も食べれない時期があった。
その生活は本当に「みじめ」で辛かった。乗り越えられたのは「若さ」があったからに過ぎない。
今あんな生活ができるかと言ったら「出来ない」したくもない。
重ねて「勝ち負け」にこだわると自分が「みじめ」になることを、あの時は知らずに突き進んだ。
誰のいうことも聞かず耳も傾けず泣きながら吐きながら進んだ。
残ったのは見栄っ張りの借金にまみれた自分だったのにも関わらず、まだ気が付かなかった。
今でも良い思い出として処理できてはいない。
あの頃の自分を憎み恨みも、まだする。
恨んでよい。
それが今の自分自身の力になるのなら「あの頃の自分」だって恨む。
そんな要素ばかりの自分でも、今でもそんな自分を愛おしく可愛いと思い自分を大事に出来始めている。
薄暗く陰気な感情や思いを言葉にして確かめることは大事なんだなと感じる。
「みじめ」であることは今でもきっと変わらないんだろうが、それはあの時の「みじめ」な自分ではなく心地よく受け取れることが出来ている。
気のせいでも今はそれにすがりたい。
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