答えなど「死」の間際ぐらいにしかでないだろうと私は思っている。
良かったことも悪かったことも思い出されるが記憶はどちらというと「悪かった」ほうに天秤が傾く。
なぜ強烈にどん底に落ちたときだけの記憶しか思い出され蘇るのかは素人の私にはわからないが、危機回避能力に刻まれる人間の本能といい加減に当てはめておくことにしている。
「生きていて良かった」と思うことは確かにある。
その多くは「この作品には出会えなかった」と思うことが主だが、それでもあることにはあるのだ。
あの時無意識にでも「生」にしがみついた自分を誉めることもあり「死」ねなかった自分を悔やむことはある。
私はそんな自分の世界に生きていることに疑問を持ち頭を抱えたが今は止め、無駄というより私はいつまでたっても「生死」に関しては曖昧でいたい。死の間際まで楽しみにしておきたくなったのだ。
「若者の自殺率の増加」に対して思うことがあり記している。
私は咎められないし止められない。そして悲しいことだが「死」を選択しその行動に対して少しだけ嫉妬していることは確かだ。
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