やればできる子。
私はどこからかわからないが前後不覚になる程とんでもなく「過大評価」し「自分は優秀な人間」と思ってしまう節がある。
それは自分自身一人でいる時に自分と向き合っている時ではなく「外」に向けてしまう時だ。
部屋で一人で自己啓発のように「私は唯一無二で素晴らしい人間」とやっているのはいつものことだが、それではなく平常でない行動をとるということだ。
それは何年たっても拭い去ることが出来ない「恥」としていつまでも自分の中に強く残っている。
それはすでに「過去」のことでやってしまったことに対してグチグチいっても始まらないとも感じているが、どうしても自身の「足でまとい」なのだ。
またやってしまうのではないか。
結局は「他人にどう思われても良い、対する恐怖」が取り切れていないのだ。
こんな年齢になるまでそれと向き合わなければならないのか。
若い時は素直に「一生修行、勉強」と思っていたが、歳を取るとそれが鬱陶しい感情となる。
いつも上昇で居られるほど私の心はまだまだ安定していない。
やらねばできぬ子。
私はまだ自分を信じ切れていない。
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