「自分のお金の価値」を他人に預ける良い例である。
私自身「その場所に合ったお金の使い方」に妙にプライドというか見栄というか取り憑かれているせいか、そういう人間たちを見ていると「ゲス」だなと感じる。
そういうところにしか勤められない私にも昭和の価値観の「自己責任」というレッテルはつくのだが、お互い様だろう。
「満足度が高いサービス」を受けたければ、それに見合った金額を支払うべきだ。
まあ今の私には近所のコンビニエンスストアやスーパーで「ありがとう」しか言えない。
日本はまだまだ「お客様は神様」思考で999が良かったと言っても1のクレームに対して土下座する勢いでサービスを強要させる。
楽しいかね。
そういう人間を見ていると「悔しい」というより「哀しく惨め」だなと思うようになってきたのは成長か。歳を取ったせいで考えが丸くなったせいか。
何十年も根付いてきてしまった習慣は遺伝子レベルで人々に継いでいかれ「正しい」ものは何なのか自分で決められなくなってきている人々が多いような気がしてならない。
「自分がどう思ったのか」それすらも言えなくなく恐れてこのまま生きていくのは嫌だ。
だから私はここで惨めな自分を晒し、自分の言葉で書き続ける。
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