今年は頑張った。すごく頑張った。
そう呟きながらの買い物を済ませ、ベットの上でだらだらと漫画を読む。
なんて至福の時だろう。
やっと手のひらの、足元の、等身大の幸せがここにある。
「評価される幸せ」より「生きている時間の幸せ」を掴んだ瞬間だ。
こういう瞬間を見逃してはならない。

外にもほとんど出ず、予定も入れず「刺激」を減らして過ごす時間は、消耗していた身体を完全とまではいかないが、だいぶ元の位置にもどってきた。
何もしない。
決断しない。
移動しない。
これだけで今日の「休日」が変わった。
「身体が動けるうちに」という呪いは、いつしか「休む」ことを後回しにしてきた。
「立ち止まること」に罪悪感があった。
まだ動ける。
まだ大丈夫。
人は壊れる直前まで動くことを、また忘れていた。
「心が戻れるうちに、休む」
今回のこの静かな時間は尊いものだ。
それがこれから生きていくための土台にもなるような気がする。
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