人間の抱えているものは人それぞれだ。
嫌いな人間などの抱えているものなど興味ないのだが、相手から関りを持ちたがるのは嫌がらせにしか思えない。
気を楽して生きていきたいのなら「過去を抱えず」生きていくほうが良い。だがそれは私には当てはまらないし心が落ち着かない。
抱えたもののすべてが大事なものではないだろうが、その中から選んで捨てることなど今は出来ない。
現実の荷物は簡単に捨てられる覚悟はあるのに、気持ちのお荷物は簡単には整理はつかないし捨てられない。
人は「前向き」なことを欲しがる。その前向きは明るいものを望みたがる。
私のように愚痴を言ったり人を惹きつける魅力がない暗い人間性の持主には誰も近づきたくはないだろう。
私は「抱えたい」から抱えているのだ。自分の悲しみも苦しみ自分自身しか理解してやれないからだ。
捨てる選択は今はない。
もしそれが自然と捨てられる時が来るのなら、それはいつでも言っているように「死の間際か死んだとき」だと感じる。
「過去」という大荷物は抱えていても確かに気持ちの面では楽にはならないが、今の自分を作っているのは過去の苦しみをずっと抱えてきた自分だから、また大事に古びた棚に戻すだけだ。
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