私は他人に施してやるほど余裕はないが自分の面倒ぐらいは見れているので「ひとり生きている」感覚になることもある。それでもやはり「他人の協力」があってこそ生きているとは思う。
数年前までは思いつめた生き方もしていた。だが「一人で生きている」ことをしっかり見据えて守り始めると「他人に依存しすぎ」ていることが分かった。
若い頃には「自分は素晴らしい」と自負していたはずだが、いつの間にか他人の顔色をうかがうケチな野郎になっていて日々を悔やんでいる。
そうやって何にも思わず「地」で生きていける人はいるだろうし、誰かの腕にぶら下がって甘えるのが上手な人もいるが私にはできなかった。
「性分」と言えば良し悪しに振り分けられず突き進められたのだろうかと思えば違う。それはただ「必要のないプライド」が働いていただけの雑魚だった。
周りの雰囲気が良くないので飲み込まれないように「演技」していた。
どうしても人間が自分が一番頑張っているから褒めてもらいたい、賞賛を浴びたい生き者で人の悪口や愚痴を正当化する癖が丸出しで、すでにそういう人間は私には「必要ない異物」と判断しているが今はここから離れるのは得策ではないと判断している。
そんな有象無象にはなりたくない。今はまだ「違和感」が働いているから表面上出来ているだけだが、それが続くとなるとぞっとしている
早く抜け出さなければと思いつつも過去に焦って何度も足をすくわれた。
上手いタイミングなどありはしないことぐらいわかっているのに、ブレーキがかかる。
まずは私自身ここで何をしたいのか。
「人の振り見て我が振り直せ」
ここには「なってはいけない」人たちがたくさんいる。その渦に巻き揉まれないようにするにはいち早く離れるのが得策だが、日本はどこでもこんなものだと判断している。
その不具合を私自身が調整していければ問題ない。
他人の不機嫌に惑わされるな。他人の不幸自慢を称賛と同調するな。
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