私は他人の話の聞き手に回りがちだ。
もちろん自分で話すことも好きだが、大体の人間は悪く言えば「我が我が」自分の話を言いたがりに聞いても貰いたがり。相手のことなんてお構いなし。
年寄りの同じことを繰り返す話には飽き飽きしているのだが、あまり会話しない人とたまたまその人の「趣味趣向」の話が出ると興味本位で食いついてしまう。
それが私なりの「見解」の広げ方。
私の性格上どうしても「偏りがち」だし「強情」で「固定観念」はどうしたってある。
顔見知りだがあまり話をしたことのない人の話は、面白い。
「知識」とは言えないだろうが私は変なところに記憶力が良いもので「この人はあの話していたな」となるものだから「とっかかり」はつかめる。
「変なところの記憶力」は面倒な習性でもあるが今は何とかやれている。
この記憶力が数学勉強や金融経済に方面に強かったら良かったのに。
そうは思えど今は今。
一線は引いていても関わりたくはないと思っていても今どれだけ「他人」とやれているかも私には必要なことなんだ。
それが「私」を見つめ直すきっかけを作ってくれる。
それが「私」を自信に導いてくれる。
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