「この世は自分中心に回っている」と考えて行動したら何かと自信もつくし顔を上げて歩くことが出来る。
行き過ぎた考え方は問題だろうが、その中には「背負いすぎ」ている時もある。
例えば「この会社は私がいなければ回らない」「この場は私がいなければだめだ」
私は若い頃はパワーもあるせいか、その考えが前に出すぎて自分の存在意義をアピールしたくてうぬぼれた。
未だにそんな考えは根底にあることは否定しない。
そして「そんなことはない」と気が付くのは、自分のすべてが壊れてからなのだ。
生まれ育った環境にもよるだろうが、これはきっと人間に生まれたらもれなくついてくる気質なのだ。
ずる賢い人間はそれを知っているから上手に利用してそれに「やる気」を引き出し上乗せし罵倒しながら恐怖で支配してくる。ストレスのはけ口にしてくる。
こういうことは誰も教えてくれないからまた「背負って」しまう。
何十年と繰り返してきた中に悪いものが多く混ざって捉えにくくなっている。
私はまた要らないものを背負ってしまわぬように、出来るだけ人と会わない日を作っている。
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