墓堀名人の道を極めていく

「人を呪わば穴二つ」

私は人を呪って恨んで生きることを良しとしている。

他人にこの考えを強制するつもりもないし、世の中に出回っている恨みの半分くらいは「逆恨み」で自分自身の行いから招いたもののようなものだからだ。

私も「やられたのでやり返したい」恨みばかりなので、その内容の判断は自分自身で行うものである。

「自分が幸せになることが一番の復讐」などと表面上は良いことを言っているようなものには、もうすがらないと決めているのだ。

ずっと心の中に薄暗く渦巻き、間違いなく墓場まで絶対に忘れないと思っていることをなんて忘れて幸せになどなれるものか。

確かに私の幸せは「いま」ここにある。

それは毎日心のどこかで「恨む」ことを忘れずにいて、そういう自分を「素晴らしい」と思っているからだ。

前向きに明るく振る舞う必要などない。そうやって生きているほうが自分に嘘をついていて罪悪感やら嫌悪感やらがますます強くなり気分が悪い。

負の感情から抜け出そうなどの考え方など反吐が出る。

私に必要なのは「恨み続けるチカラ」だ。

だから毎日良く寝るし食べる健康にも気を遣う。

今日も私は「恨む」ために自分を大事にすることを強く思っている。

価格:2,200円
(2022/12/12 15:45時点)