私は移住するまで自分のことをきちんと考え大事にしてこなかったのかが良くわかる。
すべてを友人知人身内などの「他人」に自分を預けていたからだ。
ただ本来私はそういう人間ではなかった。若さもあったが自分の意思に強い意志を乗せ行動し「やる」といったらやる人だった。
それが出来なくなった「理由」も「きっかけ」は自分でもよくわかっている。
自分の自信を失う出来事だったからだ。
今でもあの時、勢いで死んでいれば良かったと思うことはある。
そしてその後自分に課した「前向きさ」が自分を追いつめ元もこうもなくなり結局は自分を追いつめて自分で何も考え行動が出来なくなりぎりぎりまでそうしていた。
人間追いつめられると考えが及ばない。力が無くなるのだ。
過去何度も何年も心療内科、精神科に通ったが長年もらった薬のほとんどが「寝つきをよくする」だけのもので私の心はいつも晴れなかった。
病院の先生を馬鹿にしているわけではない。病院の先生さえも信用できなかったから本心をわざと話さなかったからだ。
そして病院にも行けない給料になり「負の連鎖」は止まらなかった。
もちろんお金がないからそういう精神状態ではないから生活保護などの支援をお願いしに行ったこともある。だが何度行っても「今まで働けて問題ない日本人」には救済の手は差し出されない。
身内にやっと背中を押され地方へ移住し「元の自分に戻った」という感覚にも近いが私はやっと変われた。
今でも「負の過去」に囚われて執着している。それは私にとって今を生きる「チカラ」のひとつだ。
手放してしまったら忘れてしまったら今の私はありえない。
おかげで今はとても楽しく生きているのだから。
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