あの頃の自分が背中を押してくれる今話

負け犬の遠吠えは見苦しい

映画「THE FIRST SLAM DUNK」~ザファーストスラムダンクの話である。

年明けにナイトシアターで鑑賞した。地方の商業施設が併設されている映画館だったのだが思ったよりひとは少なくゆったりと観れた。

スラムダンクが映画になるということでこの日をどれだけ待ち望んでいたか。

あの山王戦がアニメになるということだけでどれだけ興奮したか。

中高年は始まりから最後まで泣きっぱなしである。

すべてがカッコよすぎるだろうが。

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3月末まで4度観に行った。

実感したのは「もうこれ以上は観れない。早く円盤を購入させてください」

毎回感動しすぎて子供のように泣き疲れた。これ以上は自分にダメージを与えてはいけないと感じ「これ以上は観てはいけない」と判断した。

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「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」

私が高校生の時に「スラムダンク」の連載が始まった。

今でもあの衝撃を憶えている。そして決めたのだった。

漫画家になろう。

そうやって足掛かりとして埼玉の寮のある工場に就職した。

その後も毎月31ページの原稿を仕上げ新人賞に応募し25歳で諦めた。

25歳で諦めたはずがキャンパスノートやスケッチブックに書き続け、そして資料も原稿も40歳を機にすべて、捨てた。

安西先生のあの言葉が自分の力となったが、呪いにもなって自分を苦しめていた。

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そしてこの2年は少しづつ自分のペースでやりたいように、また絵を描き始めた。

あの時の斜に構えていた自分を思いながら、素直に生きていこうとまたやっと思えた。

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