何者でもない「自分へ」

ほとんど毎日

世の中には「プロ」がいる。

私が自分自身で定義している「プロフェッショナル」は自分の資格や経験を活かし「お金」に変えている人だ。

医者や弁護士などがそうだし、多くの技術職や資格職がそれにあたる。

よく見かけるのが「自分の人生の生き方が経験がすべて正しい」と思っていてそれを伝授させようとするやつだ。

正しく「共有」できず

私もそれをやってしまいがちな人間だ。

なぜそこまで自分の経験が「プロ」に勝ると思うのか。

こんなことさえ忘れてしまって生きている。

若かったあの頃はとても向上心にあふれてなんでも吸収しようとした。

いまでは自分の人生をつまらなくしようとしている「何者にもなろうとしない」私が、まだいる。

目の前には便利なツールがある。

挑戦をしない人間が愚かとか馬鹿というわけではない。地に足のついた生活は本当に大切だと知っているからだ。あのゆるぎない力こそ最上級で確固たる至高の生き方だ。

ただ私の性分がそうさせるだけなのだ。

輝きたい。

そう思ったのは若い頃で活力があり「負けてたまるか」と踏ん張れた。

今は違う。

自分の人生の栄光を「今」だと感じていたいという欲望にまみれた生き方をしたいだけなのだ。

歳を取った分だけ弱くなったが、あの時とは違う強さも手に入れた。

ならそれを武器にして前に進め。

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