私は「神」を信じてはいない。
だがその考え方が私自身きちんとした形ではないが「信仰心」を生んでいたことに、ここ数年で気がつく。
自分の気持ちを素直に表現し書き出し見つめていくことは本当に大切だ。
どの「観点」から見つめられるように。というわけではないが物の見方は感じ方は変化した。
ちょっと前の「自分」と比べて「活動力-バイタリティー」はあふれている。
「若さ」にはどうしたって敵わないが「若い時」感じた「反抗心」のようなものは今の私の背中を支えながらも押してくれる。
あれだけ嫌いだった言葉「頑張ろう」さえも素直に口から出てくる。
おかしなものだ。
私のきっと「成長」ではなく「取り戻している」に過ぎないと感じる時はある。
「変化」というより「リセット」を繰り返している部分もある。
だがどんな偏った考え方でも「若い」ときより今が充実した考え方を持ち前に進んでいるこの感覚が心地よい。
あの時この感覚を身に付けていればなんて思うこともあるが、それはあの時できなかったことは「よく頑張ったな」と褒める時が来たようだ。
自分をあれだけ責めてしまったことは「過去」で取り戻せないが、死ぬことを踏み留まり「頑張った」事は確かだ。
こんな日が訪れるとは思わなかった。
また「過去」の自分を悔やみ泣いて怯えてしまうことを繰り返すことがこの先何度もあるだろう。
なんとなく「若い頃」とは違う繰り返しを重ねられるようになっては来ているので心配はいらない。
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