忙しさは「目を曇らせる」

ほとんど毎日

今年の夏は「自分で決めた」というなかなかの充実感があった。

だがそれは街中に出ると全部ではないが「見苦しい」ものに変化していたことに気が付く。

秋を快適に過ごす用意のために買い物に出たときだった。

そろそろ買い替えなければなならないパソコンにスマートフォン。それはある程度目途をつけてあるので問題ない。周辺を充実させようかと大型電気店を回る。

次に服装の秋冬物を何点か見ようかと店に入ると「薄汚い」私が鏡に映り呆然となった。

くすみ色はここ数年は流行していたのは解るがそんな比ではない。私自身が全体的に「くすんでいる」着ているシャツにパンツに靴まで新品だらけの中にいるせいか増々に「くすんでいる」のがはっきり分かった。

私は早々に服を選んで購入し店員さんに断りを入れて速攻その場で着替えた。

「肌のくすみ」や「肉体のたるみ」「髪の白髪やパサつき」はある程度仕方がないと思っていた。やれることはしている私自身「よくここまで生きてきた」ということで褒めている。

それは決して「甘やかし」ではなく自分を誉める「材料」なはずなのだ。

だがどうだろう。

その甘やかしたものに着せているものは何だろう。お気に入りのシャツは何年も着ていて色もあせり染みも増えていた。パンツも色の発色が悪く落ち白っぽさがあり靴の底はすり減っている。

だめだこれは。みっともない。

どうみられるかなんて気にしていないことを、そうすることを「服装」に反映してはいけないのだ。

あれだけ「小奇麗」を目指していたのに、この有り様だ。

そう気がつき「今」すぐ変えられ行動できたのは、やはり今年の夏「自分が頑張った証」イコール「お金」があること。

それを実感し私はまた時間を切り売りして働いていくわけだが、この一段階を超えるために何かしたいと。

欲ばかりが先走るが「欲望が原動力」でもあるのだから、その欲を表現できるように進みたい。

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