私の大体の入り口はアニメーションからであり、それから漫画本を購入が一連の流れだ。
ご多分にもれず小山宙哉さんの「宇宙兄弟」は宇宙を知らない私でも夢中になった。
筑波宇宙センターに行き漫画の世界に少しでも触れ体感し、その後も宇宙に関する漫画を探し始めた。
もちろん私の単純だが面倒で偏った心をときめかすものに限る。
幸村誠さんの「プラテネス」をみては将来こんな仕事があるかもしれないんだと思ったし、岩岡ヒサエさんの「土星マンション」は優しい絵柄の中で厳しい現実を見せてくれた。
宇宙漫画の中で私が一番好きなのは太田垣康男さんの「ムーンライトマイル」である。
冒頭から人間臭くて、宇宙を目指すきっかけが単純なのが良かった。
官能的な場面もあるし好みはわかれるので、もし観るときは気を付けて頂きたい。
吾郎とロストマンのやり取りは人情的だったりするが冷酷さでとどめを刺したりする。 この世界観は青臭い表現だが憧れる。
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