「美談」を好む風潮はまだまだあるが、それは小説か漫画、夢妄想の中で私は楽しむことにしている。
そうしなければ酷い現実など生きていけない。
現実に「美談」があるとすればそのほとんどが歴史が作り出した「非常識」の類だと私は疑う。
苦しく厳しい中で一丸となって全国大会に出たり、集団からの危害を加えられたことで私はそれをバネに有名になったとか、障害があるにもかかわらず世界に認められたとか、そこには「たまたま死ななかった人」がいるだけなのだ。
過去の戦争など一部美談化しているが愚かな行為だし、すべてにおいてそう指示した連中が前線に立って力量を見せれば良い。
私の性格がひん曲がっているからこんな答えしか出ないが今までの自分らしい生き方が反映している。
「美談」は群衆に祭り上げられた詭弁だと私は思っている。
そうすることによって幸福や強さが得られるようなものの言い方に、私はもう両手を上げて拍手や賛成が出来ない。
人を助けて美談にする集団も理解できない。
そこにあるのは「当たり前のことをしただけの人」だと私は感じ、その当たり前のことが出来る人になる。
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