一番荷物にならなくて役に立つものは「知識」だろうが余計な心の苦しみや痛みもまた知識からくるものだと思っている。
上手に処理が出来たり仕事に役立てたりできるのなら問題ないだろうし、そのほとんどは脳みその中の棚に押しこめられ誇りをかぶりながら精神を病ませる毒になったりする場合もある。
私がそうだからと言って皆がそうではないだろう。どのように役立てるかはその人それぞれだ。
学校教育で役に立つことなんてとは思ってはいたが、今ではやはり基礎はそこにあったんだなと思い勉強をしなかったことを社会に出てからは後悔している。
幼いころから大事にしていた宝物が他人にとってはゴミに見えたりするのは、その人が自分にとって役に立つかどうか決めているだけであり知識も勉強もそうなのだろう。
私自身も長く持ち続けた描き連ねたものや画材や資料など移住を期に全部捨てたことは後悔はしているが肩の荷が下りたし気持ちが楽になったことは確かだった。
好きだった夢中だったものを捨てることはお勧めできないやり方だが、私には良い転機となり力となっている。
恨みと同様に今を生きる私には役立ってもらって感謝をしている。
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