私は10数年前、妹に「あんたアスペじゃね?」と言われてからその言葉の意味がわからずインターネットで調べて思い当たる節がありすぎて自身で調べた病院やセンターに何件か行き、結局は何も診断されなかった。
それからずっと移住するまで「自覚」はしていたが「医者に診断」されていたわけではないので、ただ無闇に「そうなんではないか」と思い悩む日々を過ごしてきた。
「大人の発達障害」「アスペルガー症候群」「自閉症」「ADHD」その他もろもろ自分で調べるだけ調べた。
そして自分の気持ちをどんどん閉鎖的にした。
今でも様々に言われる「特徴」に当てはまることがある。
そして移住と共に自分の中で「価値観」が大きく変わり「これが私」と受け止めると何事もスムーズとはいかなかったが「自分らしく」振る舞えるようになったのだ。
もちろん「ある程度」は擬態をしている、演技をしている。
私は私の人生の主役であるのなら「女優」なのだと行き着、今まで斜に構えていた行動を「演技化」し「舞台女優」のように振る舞えば過ごしていける。
毎日をそうしていくことで無理なく自然に出来るようになった。
そうして「癖」つけをしていくことによって「自分」をそんなに多くはないが「多面的」「客観視」が出来るようになってきたのだ。
そして勉学には向かなかった「記憶力」が結果に出て相手の「好きな事」「得意な事」を素直に口に出して褒め持ち上げることが出来た。
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相変わらず「見栄」と「プライド」は無駄に高いが、そんなことは良いんだと少しずつ思えるようになってきた。
「自分を救うのは自分自身」
ただそれだけを胸にやってきたのは間違いではなかったと言える。
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